人に響く人に、なる。
「なんか、もっと厳しいこと言われると思ってた。
意外です。ちょっと、頑張ってみます。」
先日いただいたありがたいお言葉。
栄養指導を、受けてきてください。
そういわれた人って、どんな気持ちになるでしょう。
よし、明日から食事療法頑張るぞ!
最初からそこまで前向きになれる人って、
そんなにいないと思うんだよね。
どちらかというと、マイナスイメージなのでは。
大体、最初に栄養指導でお会いするときは、
皆さん表情もこわばっていて、
「この栄養士は何を食うなと言ってくるんだろう…₍-”-₎」
って訴える視線を投げかける人もいます。
不安だよね。
病気のことも不安なのに、
食事の楽しみも持てなくなってしまったら。
食事はね、
その人の生活の一部です。
自分の好きなものを食べる。
大事な人と食事をする。
できれば、楽しいものであってほしい。
だから、食事療法って、
難しいことであってはいけないと思ってて。
できるだけ、生活の一部であることを損なわずに、
どこまで治療を効果的にできるか。
これ、一番大事。
そして、できるだけ不安を軽くしてあげること。
正しい知識を教えてあげて、
自己管理できる能力がつけられれば、
不安は軽減するし、自信になる。
今、世の中に出回っている情報は、
何が本当か、嘘か、
何が自分に合っているのか、
わからないくらい、たくさん。
その情報に惑わされて、
本当に大事なポイントを見落とさないように。
加えて、不必要な制限をかけないように。
支援していけたらいいね。
せっかく出会うんだから、
その人の人生に軌跡を残すような
心に響く何かを残したいです。
ふと言われた一言。
いい意味で、期待を裏切れたな、と思います。
患者さんだけじゃなくて、
友達にも、家族にも、恋人にも。
私と関わる人たちの心に響く
何かを持つ人でありたい!